【15 CONDITIONING 条件付け】

2011年05月01日00:15  大アルカナ 写真あり

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15 CONDITIONING 条件付け

このカードは、あるライオンについての
禅の古くからある話を思い出させてくれます。

このライオンは羊に育てられたのですが、
年老いた ライオンに捕まって池に連れていかれ、
水面に映った自分の影を見せられるまで、
自分は羊だと思い込んでいました。

私たちの多くは、このライオンに似ています。

私たちがもっている自己のイメージは、
自分自身が直接体験したことから生じるのではなく、
他人の意見から生じます。

内側から育つことができたかもしれない
「個であること(インディヴィジュアリティ) 」が、
外側から押しつけられた「人格(パーソナリティ)」 に
置き換えられているのです。

私たちは群れのなかのもう一匹の羊に
すぎなくなってしまい、自由に動くことができず、
自分自身のほんとうのアイデンティティを意識していません。

池に映る自分の影をよく見て、他人からの条件付けによって
自分はこうだと信じ込まされてきた、
そのすべてを打ち破るために、動きだす時です。

踊り、走り、揺さぶり、ジベリッシュをしましょう。

内側で眠っているライオンを目覚めさせるために
必要なことは、なんでもやりましょう。





自分の人格を落とさないかぎり、
あなたは自分の個であること(インディヴィジュアリティ) を
見いだすことなどできない。

個であることは、存在から与えられている。
人格は社会が押しつけたものだ。

人格は社会のなかでは都合がよい。

社会は個であることに耐えられない。
個であることは、羊のように追従しないからだ。

個であることにはライオンの資質がある。
ライオンは独りで動く。

羊はつねに群れをなしている。

群れのなかにいると楽で居心地がいいはずだと期待している。

群れのなかにいると、守られて安全な感じがする。

誰かが攻めてきても、群れのなかにいれば、
自分を救える可能性がいくらでもある。

だが、独りだと? ライオンだけが独りで動く。

そして、あなたがたひとりひとりが、
生まれつきのライオンだ。

だが、社会が絶えずあなたがたを羊として条件づけている。

あなたの心(マインド) を羊としてプログラムミングしている。

それがあなたに人格、当たり障りのない人格、
素敵で、とても都合がよく、
ひじょうに従順な人格を与えるのだ。

社会は奴隷を望んでいる。どんなことがあっても
自由に身を捧げている人びとなど望んでいない。

社会が奴隷を望むのは、特権をもつあらゆる者たちが
従順さを望むからだ。
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