• 【雲 2 SCHIZOPHRENIA 精神分裂症】

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雲 2 SCHIZOPHRENIA 精神分裂症

このカードの人物は、「前門の虎、後門の狼」という
古い考え方に新しいひねりをもたらしています!

しかし、私たちは心(マインド)の優柔不断で
二元的な面に引っかかって身動きできなくなったとき、

まさにこの手の状況にはまっているのです。

手を放して頭から落ちるべきか、それとも、
足を放して足から先に落ちた方がいいのか? 

こっちに、それともあっちに、どっちに行くべきなのか? 

「イエス」と言うべきか「ノー」と言うべきか? 

しかし、どう決心しても、もうひとつの方の決断を
下すべきではなかったのかと、
私たちにつねに考え込んでしまいます。

このジレンマから脱け出す唯一の方法は、
残念ながら、両方を同時に手放すことでしかありません。

解決しようとしたり、是か非の一覧表を作ったり、
心(マインド)でなんとか結論を出そうとしたのでは、
出口は見つかりません。

もしハートを見つけることができたら、
自分のハートに従った方がよいのです。

見つけられなかったら、ちょっとジャンプしてみましょう―。

ハートはたちまちどきどきしはじめますから、
ハートがどこにあるのか、つかみそこねることはないでしょう!





人間は分裂している。精神分裂症は人間の普通の状態だ——

少なくとも今は。

原始的な世界ではそうではなかったのだろうが、
何世紀にもわたる条件付け、文明、文化が人間を
群衆にしてしまったのだ——

わかれた、分裂した、相反する群衆……。

だが、この分裂は人間の本性に反しているのだから、

どこか奥深いところに隠された統一が
依然として生き延びている。

人間の魂(ソウル)はひとつであり、条件付けはすべて、
せいぜい人間の表層を破壊するだけだからだ。

だが、中心は触れられずに残っている
―人間が生きつづけていられるのはそのためだ。

だが、その 生は地獄になってしまった。

禅の全努力は、この精神分裂症を落とすには
どうすればいいのか、この分裂した人格を
落とすにはどうすればいいのか、

人間のこの分割された心(マインド)を
落とすにはどうすればいいのか、
どうすれば分割されず、統合され、中心に定まり、
結晶化するようになるのかということにある。

今のままのあなたでは、自分は在るとは言えない。

あなたには実存がない。あなたはさながら市場だ——

多くの声。

たとえ「イエス」と言いたくても、
そこにはもう「ノー」 がある。

あなたは「イエス」という単純な言葉ですら
全一性をもって口にすることができない……。

こんなことでは、 幸福はありえない。
不幸こそ、分裂した人格の自然の成り行きだ。
 
 
 
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