【1 EXISTENCE 存在】

2011年05月01日00:01  大アルカナ 写真あり

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1 EXISTENCE 存在

完全という蓮の葉に坐っているこの裸の人は、
夜空の美しさを見つめています。

彼女は「わが家」というのは外の世界にある
物理的な場所ではなく、くつろぎと受け容れることの
内なる質だということを知っているのです。

星、岩、樹、花、魚や鳥たち—みんな、
生のこのダンスのなかで私たちの兄弟姉妹です。

私たち人間はこのことを忘れがちですが、
それは私たちが個人的なことがらを追い求め、

必要なものは闘って獲得しなければならないと
信じているからです。

しかし、究極的には、個として分かれているという
私たちの感覚は幻想にすぎず、

心(マインド) の狭い先入観によってつくられたものです。

今こそ、どこにいようとも「わが家」にいると感じる、
その並はずれた贈りものを受け入れるようにしているかどうか、
見てみる時です。

もし、一方で、世間が自分をつかまえようとして
躍起になっていると感じていたら、
ひと休みする時です。今夜は外へ出て、星たちを見ましょう。




あなたは偶然の産物ではない。
存在があなたを必要としている。

あなたがいなければ、存在のなかでなにかが見失われ、
代わりをつとめることは誰にもできない。

そのことが、自分がいないと全存在が寂しく思うということが、
あなたに尊厳を与えるのだ。

星や太陽や月、樹や鳥や大地——宇宙のあらゆるものが、
あなた以外の誰かではけっして埋めることのできない
小さな空白を感じるだろう。

これが、自分は存在とつながっていて、
存在は自分の面倒を見てくれているという途方もない喜び、
満足をあなたに与えてくれる。

ひとたびあなたがきれいになり、澄みわたったら、
あらゆる次元から自分に降りてくる途方もない
愛を見ることができる。
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