【2 INNER VOICE 内なる声】

2011年05月01日00:02  大アルカナ 写真あり

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2 INNER VOICE 内なる声

「内なる声」(インナー・ヴォイス) は、言葉ではなく、
ハートの無言の言語で語りかけます。

それは真理しか話さない神託に似ています。

もしそれに顔があったら、このカードの
中心に描かれている顔に似ているでし ょう

油断なく、見守り、水晶をもっている
二本の手に象徴されるように、
光と闇の両方を受け容れることができます。

水晶そのものは、すべての二元性を超越することから
生じる明晰さを表わしています。

「内なる声」は遊びに満ちたものでもあります。

感情のなかに深く飛び込み、
そして再び空へと舞い上がるために、
浮かび上がってくるからです。

生の海のなかで踊っている二頭のドルフィンのように——。

内なる声は三日月の冠を通して宇宙とつながり、
この人物のキモノに描かれている
青葉で表わされているように、大地ともつながっています。

生において、あまりにも多くの声が私たちを
あっちへこっちへと引き回しているように思える時があります。

そうした状況で私たちが混乱すること自体が、
沈黙を探し求め、内側で中心に据わることを
思い出させてくれます。

そうして初めて、私たちは自分たちの真理を
聞くことができるのです。




もしあなたが、あなた自身の内側に自分の真理を見いだしていたら、
この全存在のなかにそれ以上見いだすものはなにもない。

真理はあなたを通して働いている。

あなたが目をあけるときは、真理が自らの目をあけている。

目を閉じるときは、真理が自らの目を閉じている。

これは途方もない瞑想だ。

その仕掛けをまさに理解できたら、あなたはなにもしなくていい。

あなたがしている ことはすべて、真理によってなされている。

あなたは歩いている、それは真理なのだ。

あなたは眠っている、その休んでいるのは真理なのだ。

あなたは話している、話しているのは真理なのだ。

あなたは沈黙している、その沈黙しているのは真理なのだ。

これはもっとも単純な瞑想テクニックのひとつだ。

ゆっくり、ゆっくりと、この単純な方式によってあらゆることが落ち着いてくる。

そうなったら、テクニックは必要ない。

癒されたら、瞑想は捨てるものだ、薬は捨てるものだ。

そうなったら、あなたは真理として生きる——

活き活きと、光を放ちながら、満たされ、至福に満ち、自らがひとつの歌となって。

あなたの生全体がどんな言葉もない祈りになる。

あるいは、祈りに満ちている状態、
私たちの俗世間には属していない恩恵、美、と言うほうがいいだろう。

超えたものから私たちの世界の闇に差し込むひと筋の光。
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